飯山満通信・ブログ版

セカンドライフの近況/ 旅行・散策・美術鑑賞・陶芸・園芸・健康などをつれづれなるままに

井戸茶碗もどき

‘抹茶茶碗もどき'シリーズの第4作は、井戸茶碗もどきである。


井戸茶碗


井戸茶碗
とは、
『井戸茶碗は作ったのではなく生まれたのだ!との説、「造作したところがない」「それは美を論じつつ作られた品ではない」 この言葉に接したとき、陶芸の世界に入った若い私は強烈な衝撃を受けました。
そうなんだ、平凡な日常の道具にこそ本当の美が宿るそのとおりだと感じました。その柳宗悦の井戸茶碗に対する評価が世の定説になりました。・・・若い頃、 「民芸」に夢中になった頃でした。懐かしいですが、
 しかし井戸茶碗を作りたいと思うようになり、悪戦苦闘していく内にいろいろな思いが目覚めてきたのでした。
何も考えずに、その技法もわからずに、ただ形を追っていっても井戸茶碗にはなりませんでした。
 ●本当に当時の陶工は、無作為だったのか? ●何も考えずに井戸茶碗が作れたのか?
● 本当に朝鮮の飯茶碗だったのか? ●典型的な雑器だったのか?
● 「轆轤は心がゆるんでいるのである。形に面倒は要らないのである。数が沢山できた品である。仕事は早いのである。削りは荒っぽいのである。」本当にそうな のか?本当に?
● 「誰だってそれに夢なんか見ていないのである。こんな仕事して食うのは止めたいのである。焼物は下賤な人間のすることにきまっていたのである。」本当なの か?
● そもそも朝鮮で焼かれたのか? ●なぜ同じ茶碗がないのか、なぜ全て個性があるのか?

 そうして、井戸茶碗への思いは、延々と続き何年か経った頃、よう やく井戸茶碗の雰囲気が感じられる茶碗ができたのでした。そのときの感動は忘れ得ぬ思い出です。』(「井戸茶碗ー見果てぬ夢ー」より)


井戸茶碗もどき
お菓子は、一幸庵の道明寺
井戸茶碗もどきと道明寺

井戸茶碗もどき
井戸茶碗もどき

高台
井戸茶碗もどき

ただ、萩の土を使っただけの飯茶碗にすぎない。とにかく、高台脇の一削りで仕上げるのにこだわっただけのもの。釉薬も窯も違うので、最初からビワ色はでないよと教室の先生から言われている。

とにかく、井戸茶碗もどきは、難しい。いずれまた挑戦することにする。二十年程早すぎたかも・・・。

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